コラム

ロコモティブシンドローム(ロコモ)

■症状
骨、関節、軟骨、椎間板、筋肉といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった移動機能の低下をきたした状態をロコモティブシンドローム(ロコモ/運動器症候群)といいます。
進行すると要介護リスクが高まります。

■予防と治療
予防のためには運動、特に下肢の筋肉を鍛えることが重要です。
また、筋力のアップには食生活、十分なタンパク質の摂取も重要です。
①適度な運動を日々習慣として行う
ロコモは骨、関節、軟骨、椎間板、筋肉といった運動器が関連して弱くなっていくのが特徴で、その中心に「筋力の低下」があります。
適度な運動を日々行い、筋量・筋力のアップを心掛けましょう。
②骨や筋肉の素になる栄養を摂取する
高齢になるにつれ食事の量も少なくなり、肉や魚、乳製品などを食べる機会が減少します。
筋肉をつくるためのタンパク質や、骨をつくるためのカルシウムが不足しがちになりますので、日常的に意識して摂取するようにしましょう。

<参考情報>
ロコモチャレンジ「ロコモ度テスト」 https://locomo-joa.jp/check/test/

当院の院長はロコモアドバイスドクター(ロコモティブシンドロームの正しい知識と予防意識の啓発のための活動を行なっている日本整形外科学会所属の専門医)です。
是非ご相談ください。

ページ上部へ戻る